プレイ国家、目標の紹介
EU4では11/6にver1.36が公開され、併せて新DLC「King of Kings」の発売と新実績の追加も行われた。このDLCでは主に中東の国家がテコ入れされ、NI、ミッションの刷新が行われており、今回はその変更が加えられた国家の一つ、カラバフの実績「Mets Hayk」の達成を目指すことにする。
さて、早速だが実績の紹介を行いたい。
Mets Hayk:カラバフで開始し、大アルメニアの領土を全て所有しコア化し、コプトに改宗させる。

現在のアルメニアはコーカサスの内陸の小国ではあるが、1世紀頃は地中海まで達する領土を持つ広大な王国(大アルメニア)だった。今回の実績では基本的にその領土の再獲得及び改宗を目指すことになる。
プレイ国家
カラバフはアルメニア系の国家で1444年は黒羊朝の属国であり、まず独立する必要がある、また、実績の都合上オスマンとの対決がほぼ確定しており、早期に接触せざるを得ないので国力をつけて万全の体制になってから…というのもなかなか難しい。不意の宣戦により一気に崩壊する危険性もはらんでおり総じて難しい国家(実績)といえるだろう。だが、刷新されたミッションはかなり強力で中東を中心に広範な恒久請求権を得ることが出来るし、コプト正教会というあまり目にしない宗教でプレイする面白さがある。

プレイ環境
- 開始年:1444年
- バージョン:1.36
- プレイ国家:カラバフ
- 目標:実績Mets Haykの獲得
- DLC:2023/11までの全DLC
- モード:鉄人モード
- 導入MOD:日本語化MODのみ
黒羊朝からの独立
開始時点でカラバフ黒羊朝の属国なので、とにもかくにも独立する必要がある。独立戦は開始後からマムルークと関係改善を行い、独立支援を貰う形が安定した。オスマンは領土を接しないと独立支援に応じてくれないが、これを待っているとグルジアあたりまでオスマンがきてしまい独立後の拡張に支障をきたすのと、独立時の同盟もすぐ切られてしまうのでお勧めしない。アジャムや大オルダでは力不足だ。
とはいえマムルークから独立支援を貰うのも容易ではない。マムルークが黒羊朝をライバル指定していることが必須だが、時間が経過するとマムルークと黒羊朝の国力差からライバル指定が外れてしまうのだ。その為、開始後から全力でマムルークの支援を貰いに行く。具体的には下記を行った。
- マムルークと全力で関係改善
- 聖職者の特権と顧問で外交評判を上げる
- 聖職者の議題(首都の統治力開発+2が議題になることが多く、達成すると威信を貰える)を達成し、黒羊朝に軽蔑的侮辱を行う(マムとの関係改善に寄与する)
- 兵力増強。独立後は扶養限界が約2倍になるので、独立支援までもう少しの時は扶養限界超過もいとわない。
上記を行った上で、黒羊朝が戦争で一時的に兵数を減らしたタイミングなら独立支援を貰えるはずだ

さて、独立支援をもらえばあとは独立戦争を行うだけだ。注意点としてはマムの初期拡張が済むまで待ってから行うこと、事前に兵力をマムルーク領に逃がしておくことだろう。独立戦争が早すぎるとマムの属国であるシリアの独立欲求が高く戦争時に動かずマムが力負けするケースがある。また、戦争開始後は、要塞の配置上撤退先がなく殲滅されてしまうことがよくあるので、事前に軍事通行権を貰える程度に周辺国と関係改善するか、放浪軍状態にしておいた方が良い。

戦争自体はマムルークがうまく動いてくれれば勝てるはずだ。領土の取り方は以下が鉄板だろう。後述するミッション上、アルメニア地域、アゼルバイジャン地域は獲得しておきたい。

アルメニア〜大アルメニアの建国
さて、無事独立できた後はグルジアの占領にとりかかる。この地域はアルメニア建国に必要なプロビも含まれており、オスマンとの競争になるため、独立後なるべく早く占領したい。今プレイでは黒羊朝に一度ボコされて弱っており、無事拡張できた。

グルジアの正教国家どもはロクな同盟国いないので国力差で押し勝てる。カラバフ(アルメニア)はミッションで恒久請求権が得られるので、反乱の対処を行う必要はあるが奪ったプロビの自治率は上げず国力の上昇に活かそう。その後、チェルケシアと独立していたピトリスを倒してヴァンを奪ったところでアルメニア建国の条件を満たしたのでアルメニアの建国を宣言した。

さて、当面の目標は大アルメニアの建国となるわけだが、その建国には白羊朝の3プロビが必要となる。白羊朝はほぼ確実にオスマンと同盟を結んでおり直接手を出せない国家だ。が、裏技はいくらでもあるものでシルヴァーンと同盟を結んでいたのでそちらに宣戦して無理やり奪いに行く。

必要領土を満たしたことでミッション「大アルメニアの宣言」を達成し、大アルメニアに変態できた。NIも更新されるが、効果はカラバフ/アルメニアのNIから変化はなく、得られるバフの量が増える特殊なものとなっている。

大アルメニアの建国まで行い、キリが良いのでこの辺りで締めとしたい。次回はいよいよオスマンとの対決に移ることにな…

\(^o^)/
アイデア・ミッション・NI 等について
最後に、取得したアイデアやアルメニアのミッション等についてまとめたい。
まず、アイデアであるが、宗教→軍質→軍量と取得した。宗教については周りは異教だらけだし、実績には改宗が必須なのでこれはほぼ決まりだろう。また、オスマンと対峙する以上、軍隊の強化を行わないと勝利はおぼつかないので軍質、軍量を取得した。アルメニアには規律5%のNIがないのでこれでも正面衝突すると厳しいものがあるが、少しでも差を埋める必要がある。
そのNIだが、以下の通りだ。先述したように大アルメニアになるとNIの内容は変わらないが、バフが強化される。かなりユニークな内容で人的+20%を始め決して弱くはないのだが、どちらかというと内政向けの効果が多く、オスマンとの対峙するのは厳しい。山岳プロビが多い地形なので、上手く誘い込んで戦況を有利に進めたい。
NI名 | カラバフ/アルメニア | 大アルメニア |
月間戦争疲弊(伝統) 陸軍士気の回復速度(伝統) | -0.02 +10% | -0.05 +10% |
布教強度 | +2.0% | +2.0% |
開発コスト | -10% | -15% |
外交評判 | +1.00 | +1.00 |
国家税補正 | +10% | +20% |
連隊コスト | -10% | -10% |
年間陸軍伝統 | +0.50% | +1.00% |
生産効率 | +10% | +10% 主要文化の州の人的資源:+20% |
敵の消耗率(宿願) | +1.00 | +1.00 |
ミッションは地域の領有で達成できるものが多く、果てはエジプトやトルコ、ペルシアの全域への恒久請求権を得られるなどかなりな大判振る舞いだ。が、大アルメニアの宣言を踏まないと大アルメニアになれないのでその実施に必要な州は優先する必要がある。

以上、次回はいよいよオスマンと雌雄を決することになる。
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